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    U S E R ' S   V O I C E U S E R ' S   V O I C E

    お客様の事例・インタビュー

    スタークス株式会社さま

    新規事業開発を加速させる – フリーランス活用で開発力と組織力を強化

    「顧客とのつながりを創造し、持続的成長を実現する」をミッションに、EC/D2C領域の小売業向けデジタル化支援を行うスタークス株式会社。

    1300社以上のEC事業者との取引実績を持ち、「クラウドロジ」「リピートライン」などの独自サービスで顧客のLTV向上に貢献しています。

    本インタビューでは、執行役員CTO片居木 線さまに、スピード感ある新規事業開発を支えるフリーランス活用について、その背景、具体的な活用事例、そして社内にもたらした変化を伺いました。

    フリーランス活用を選択した背景について

    貴社のビジネスモデルを教えてください

    片居木さま:当社は、ECやD2Cの事業者様、特にリピート通販をされている会社様向けのサービスを提供しています。

    主なサービスは、発送代行の「クラウドロジ」と、LINEを使った顧客管理ツールの「リピートライン」です。これらのサービスで、お客様が顧客との関係を深め、売上を伸ばすお手伝いをしています。

    当社の特徴は、新しいサービスを次々と開発していることです。お客様の課題や成功事例を参考に、これまで10個の事業を立ち上げ、6個が成功しています。また、1300社以上のお客様との取引から得たノウハウも強みです。

    どのような課題があったのでしょうか?

    片居木さま:新しいプロダクトを積極的にリリースしていく中で、開発スピードのさらなる向上が必要となりました。

    しかし、当社は新卒採用を主軸としているため、社員のほとんどがジュニアエンジニアであり、即戦力となる人材が不足していました。同時に、若手がプロのエンジニアから直接学べる環境も整えたいと考えていました。

    そこで、即戦力として活躍していただきながら、若手の指導も担っていただける、経験豊富なフリーランスの方々の力をお借りすることにしたんです。

    Hajimariへどのような人材をオファーしたのでしょうか?

    片居木さま:基本的には、プロジェクトを自らリードし、推進していける、推進力の高いエンジニアの方をお願いしました。例えば過去には、新規プロダクトのプラットフォーム開発を最初から最後までリードしてくださった方がいます。

    その方は、当初AWS基盤の再構築とセキュリティ強化を依頼する予定でしたが、途中で急遽、別の新規プロダクトの開発が立ち上がることになったんです。

    そこで、その新しいプロダクトのプラットフォーム開発のPM(プロジェクトマネージャー)もお願いできないかと相談したところ、快く引き受けてくださいました。

    当社は状況の変化が激しいため、そういった変化にも柔軟に対応できる、経験豊富な方にご参画いただけると非常にありがたいですね。

    どのぐらいの期間でアサインできましたか?

    片居木さま:毎回、「このような人材が欲しい」と相談すると、大体2週間程度でご紹介いただけます。このスピード感は本当に助かっています。

    今、6名(エンジニア5名、デザイナー1名)のフリーランスの方にご活躍いただいています。

    スタークス株式会社さまへ参画したフリーランス

    R.Eさん
    39歳

    20年以上のプログラミング経験を背景に、大規模から中小規模までの案件をリード

    Rubyで9年、MySQLで8年、PostgreSQLで3年の実務経験を有し、約10年のプログラミングキャリアの中で大規模案件から中小規模案件までを経験しているエンジニア。プロジェクトリーダーとして5名規模のマネジメントも実践し、チームの技術的指導や運営に貢献。

    A.Tさん
    39歳

    多様な技術と業界経験を武器に、エンターテイメントからゲーム業界まで幅広いプロジェクトに従事

    Ruby、Python、PHP、AWS/GCP、MySQLなど幅広い技術を持つエンジニア。ドワンゴ社ではニコニコ動画の新規機能開発やデータチューニングを担当。アカツキ社ではスマートフォンゲームのサーバーサイド開発・運用、AWS/GCP環境の構築に携わる。Carat社でのプロジェクトも高い評価を得ている。

    R.Kさん
    34歳

    SIerから独立し、CTO・リードエンジニアとして自社および受託開発で幅広いプロジェクトを牽引

    AWS、PM/PMO、ITコンサル、Ruby、PHP(Laravel)、Vue.js、Node.js、DynamoDBなど、幅広い技術スタックを持つフルスタックエンジニア。2011年にSIerでキャリアをスタートし、カーリース会社やメガバンクのシステム構築に携わる。2015年に独立し、自社プロダクト開発および受託開発を行う会社を設立。CTOやリードエンジニアとして、要件定義から実装まで一気通貫で対応。

    S.Tさん
    29歳

    自社開発とフリーランスの両面で多様なWebサービス開発に貢献

    Ruby on Rails(Ver.3~7)を中心としたサーバーサイド開発に加え、Reactや各種データベース(MySQL、PostgreSQLなど)の設計、さらにはStripe、Google、LINE、PayPay APIの実装など、全工程で高度な技術を発揮しているエンジニア。2014年からキャリアをスタートさせ、自社開発会社にて3年間の実務経験を積み、フリーランス独立後も多様なプロジェクトに参画。

    R.Fさん
    43歳

    大学院での情報科学研究をバックボーンに、Web・アプリ開発でリーダーシップを発揮

    Ruby、PHP(Laravel)、Python(Django)、JavaScript(Vue.js)、AWSなどのスキルセットを持ち、インフラ構築からフロントエンドまで幅広く対応できるフルスタックエンジニア。名古屋大学大学院で情報科学を専攻後、Webシステムやスマホアプリの開発に従事。ピークス社、コニカミノルタ、Health Tech企業など、多彩な業界でリーダーとして実績を積む。

    フリーランス活用の成果について

    参画された方々にはどのようなポジションで入ってもらいましたか?

    片居木さま:皆さん、それぞれの得意分野を活かして、積極的にプロジェクトに貢献してくださっています。

    例えば、R.K.さんは、持ち前のリーダーシップと幅広い技術力を活かし、プロダクト全体の価値向上について、私たちと深く議論を重ねています。

    S.T.さんは直近では「リピートライン」の開発に携わっており、メンバーと密に連携しながら、機能リリースのタイミングや優先順位などを主体的に判断しています。リリース前にカスタマーサポートチームへのデモを実施するなど、その自発的な行動には目を見張るものがあります。

    A.T.さんは、ジュニアメンバーの指導・育成にも力を入れてくださり、チーム全体の開発体制の底上げに貢献していただいています。長年クラウドプロダクトに携わってこられた経験は、非常に貴重だと感じています。

    チーム体制やマネジメントはどのようになっているのでしょうか?

    片居木さま:以前はプロダクトごとにチームを編成していましたが、現在はプロダクトの垣根を越えて、横断的にプロジェクトを推進できる体制に移行しています。

    各チームのリーダーは社員が担当していますが、フリーランスの方々にはリーダーのサポートや、状況に応じて先回りして業務を遂行するなど、リーダー業務を補完していただいています。

    当社ではフリーランスの方にも積極的に責任ある仕事をお任せする文化があるため、皆さんは責任やプレッシャーを感じながらも、やりがいを感じていただけていると考えています。

    また、リーダー自身も多くの経験を積み、大きく成長する機会となっていると感じています。

    参画されたフリーランスの皆さんはどんな方でしたか?

    片居木さま:皆さん、本当に親身になってプロジェクトに向き合ってくださる方ばかりです。

    プロダクト開発では、トラブル対応や、様々な状況判断が求められる場面も多いのですが、常に「スタークスにとって何が最適か」という視点を忘れずに、一緒に考えてくださっています。

    フリーランスの方が参画した成果はどうでしたか?

    片居木さま:一番大きいのは、ジュニアエンジニアの育成につながっていることです。社内のジュニアエンジニアが、フリーランスの方と一緒に実務を経験することで、仕事の進め方や、プロとしての考え方などを、間近で学べています。

    実際に、ジュニアエンジニアが社内表彰された際に、「あの時、〇〇さん(フリーランスの方)がこう教えてくれた」といった話が出ることもよくあります。

    フリーランス活用という手段について

    プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?

    片居木さま: 一番は、やはりレスポンスの早さですね。当社は、急にリソースが必要になることが多いのですが、Hajimariさんはいつも迅速に対応してくださるので、本当に助かっています。このスピード感は、経営の自由度にもつながっていると感じています。

    今後新たにフリーランスを活用してみたい領域はありますか?

    片居木さま:これまで通り、新しいチャレンジをする際には、ぜひフリーランスの方の力を借りたいと思っています。

    あとは、現状、運用保守の領域で、高い技術力を持った方がなかなか見つからないという課題があるので、そういった部分をサポートしていただけると非常にありがたいですね。

    フリーランス活用を検討されている企業へのアドバイスなどはありますか?

    片居木さま: エンジニアに求めるスキルが変化する中で、フリーランスの方にどこまでお願いするか、線引きは難しい問題です。技術力だけでなく、新しい技術への挑戦意欲や、その技術で何を実現したいかという目的意識も重要だと考えています。

    また、以前はスキル重視でしたが、今は社会人経験や、自ら考え行動し、周りを巻き込める力も重視しています。実際に活躍されているフリーランスの方々は、そうした行動力をお持ちで、社内にも良い影響を与えてくれています。

    スタークス株式会社さまにとってフリーランス活用という手段とは?

    片居木さま:当社は、新しい事業を次々と生み出していくことを強みとしています。フリーランスの皆様は、その戦略を加速させるための、ブースターのような存在であり、かけがえのないパートナーだと考えています。

    新規事業開発を加速するフリーランス活用

    スタークス株式会社さまは、EC/D2C事業者向けサービスを展開する中で、フリーランスの力を戦略的に活用し、新規事業開発のスピードアップと社内エンジニアの育成を両立させています。

    経験豊富なエンジニアの参画は、開発スピードの向上に直結するだけでなく、社員の育成にも大きく貢献。執行役員CTOの片居木さまが「かけがえのないパートナー」と表現するように、同社の成長戦略において、フリーランスは必要不可欠な存在です。

    変化の激しい現代において、スタークスのように、フリーランスの専門性と柔軟性を活用する企業は、今後ますます増えていくことでしょう。